タサンロッジ―ダウラギリアイスフォールへ

午後になり少し雲が出てきたが、気になるほどではなくアクセント程度だった。

早めにロッジを出て、モレーン台地と思われる所まで登ってきた。

緩やかになった斜面の上にアイスフォールが迫り、その奥にダウラギリⅠのピラミッドがそびえていた。

大分近づいたように感じたが、頂上まではおよそ４２００ｍ、アイスフォールまででさえ１０００ｍあるのだ。

あまりのスケールに自分の感覚を合わせるのが難しい。

左右から轟音と白煙を上げて雪崩が滑る。

羽を広げイーグルが大空を滑空する。

私は手ごろな石に腰を下ろし景色を堪能する。

タグ：ダウラギリ アイスフォール モレーン モノクロ写真

コメント 7

こんばんは。ブログの移行をして少し名前が変わりました（＾＾）
ものすごい迫力ですね。本当にスケール感がつかめません。
世界は広い！でもこういう山を難しいルートで登ろうと思うんだから
人間っていう生き物も大したものですね（＾＾）
by ken_trekking (2009-11-27 00:01) 

アイスフォールと言うのは初めて見ました。
写真で分かるぐらいですから実際は圧倒的スケールなのでしょうね。
こういうものも観ておかなければと思うこの頃です。
by kamoshikanagai (2009-11-27 09:05) 

圧巻・絶景・コメントなぁ～し。
by 官兵衛 (2009-11-27 09:34) 

ご訪問ありがとうございました♪
す、す、すごいですー！スケール大きすぎて想像もできないですぅ。
by よしころん (2009-11-27 19:33) 

圧倒的な風景ですね・・
いつも楽しみです・・
by zak (2009-11-27 22:49) 

うーむ、スケールがでかいですねぇ！
雪崩が滑るのが見えるのですか・・・すごそうです。
この山を登るのは･･･命がけでしょうねぇ。
by werewolf (2009-11-28 08:41) 

to ken_trekkingさん
コメント有り難うございました。
たぶん色々なルートから頂上に達していると思います。無酸素で登頂した栗城さん（５月）はこの裏側からだと思います。（間違いだったら指摘してください）。また南側の岩稜の記録もあります。いずれも大変なことです。


to kamosikanagaiさん
コメント有り難うございました。
たくさんあるアイスフォールの中でここが一番たやすく近づけると思います。
もう１時間ほど早くロッジを出ればよかったと思いましたが、後の祭りでした。
体力的には北アルプスを闊歩しているkamosikaさんなら問題ないです。


to 官兵衛さん
コメント有り難うございました。
ぐるりと７０００～８０００ｍに囲まれて絶景でした。
トレッキングルートからも山は見えるのですが、近づくと迫力が別物でした。
往復約１１時間半のアルバイトでした。


to よしころん　さん
コメント有り難うございました。
想像してください、富士山を二つ重ねた山を……たぶん無理ですネ、当方も無理です、想像できません……帰ってきた今でもスケールを合わせられません。
これからも宜しく、またそちらにもお邪魔させてください。


to zakさん
コメント有り難うございました。
この場所は山を見るのに最適でした。ダウラギリⅠをはじめ、アンナプルナⅠ、同サウス、ニルギリ、トゥクチェなど３６０°の大展望でした。


to wereeolfさん
コメント有り難うございました。
はじめ２度ほどは音だけで場所は確認できませんでしたが、次は右の岩壁を、そして左のルンゼ状の沢を滑り降りてきました。
音はけっこう聞こえましたヨ。
by 山子路爺 (2009-11-28 15:19)