屋久島―翌日 [九州]
モッチョム岳を眺めています。
昨夜は風呂と夕食の後は何もせず、荷物から本すらも出さず、ベッドの住人になっていました。
目が覚めたのは、ちょうど朝陽が登る時刻でした。
ベランダに出て椅子に腰掛け、前回あのテッペンに登ったことを思い返してみました。
頂上からの眺望、風があった痩せ尾根、思いのほかのアルバイト……あれもこれも全てが良き思い出です。
「今日もう一回登ってみるか」と問うてみると、「止めておこう」の返事が返ってきました。
それでは朝風呂にでも行ってきましょう……。
車で永田の浜に来ています。
防波堤に車を止めて永田岳と思われる方を見上げました。
通りがかりの青年に「ここから永田岳は見えますか」とたずねると、「雲があって今日は見えませんね、晴れていればね」と彼。
その後、何時何処から来たのかとか、昨日はどうしたとか、残念だが今日帰るとか、お定まりの会話を交わしました。
彼の笑顔と、別れ際にもらった「これからも良い旅を」の言葉がとても心に残りました。
2010-06-04 11:51
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コメント(11)
旅に出たくなってしまいます。
by よしころん (2010-06-06 07:29)
モッチョム岳, 写真では険しそうで、まだ雪が？
ベランダからの眺め、いいですね。
by Jetstream777 (2010-06-06 11:30)
テラスからの眺めが良いですね。 こんな展望を見ると、ここで暮らしたくなるのではないですか？
by おど (2010-06-06 12:33)
to よしころん さん
どの辺りがいいですか？
私は今度は北の方に行ってみたいと思っています。
実現しますかどうか。
to Jetstream777 さん
雪は無いですが、全面花崗岩（たぶん）のスラブです。
登山道は写真の裏側からのぼり左のピーク付近に出て、やせ尾根を右に辿ってきます。けっこう面白いです。
to おど さん
そうですネ。
のんびり田舎暮らしなんて、ちょっとあこがれます。
経済的に成り立てばですが。
by 山子路爺 (2010-06-06 13:47)
山子路爺 さん こんにちは
ベッドに住人とは、随分お疲れだったのですね～
しかしベランダからのロケーション最高です。
感無量の思いでしょう♪素晴らしいですね。
＞「今日もう一回登ってみるか」と問うてみると、「止めておこう」
直後にこの問いは、さすがに自分に向けてとはいえ酷かと思います☆（笑）
通りがかりの青年との別れ際がとても印象的で山子路爺 さんの
お人柄を表しているなと、心がほのぼのとしました（笑）
by スマイル (2010-06-06 15:05)
確かによかった山に登ると数日、その印象にふけってしまいますね。
そして、また登りたい！そんな気持ちを私もよく受けます。
もう一度登りたい山というのは、本当にその人の心をつかんだ山なんでしょうね。
by KOMKOM (2010-06-06 20:25)
モノクロのバルコニー。
異国というか独特の眺めですね....
湿気を帯びたひんやりとした空気が伝わってきそうです。
by ayasolo (2010-06-07 09:15)
to スマイルさん
島のホテルなのでシーサイドをとるのが普通ですが、ここはあえてマウンテンサイドがお勧めです。もちろんシーサイドも悪くはありませんが。
地元の人とのちょっとした会話が、旅をより良いものにしてくれるような気がして好きです。
to KOMKOM さん
モッチョム岳は’０８年に登りましたが、帰りの時間を気にしながらの駆け足だったので、頂上でゆっくり出来ませんでした。
今回は島の北西側の永田へ行くときめていたので止めました。
次のチャンスがあればトライしたいと思います。
to ayasolo さん
ここの眺め、いいでしょう。
お勧めの宿です。
いつ雨が降ってもおかしくない島で、太陽が出ていても油断できません。
そんな空気感が伝えられたとすれば嬉しいです。
by 山子路爺 (2010-06-07 15:56)
モッチョム岳の頂上は、ノンビリしたい場所ですよね ^^
僕は昨年のGWに登りましたが、また空気の澄んだ季節に登りたいです！
by ふかぴょん (2010-06-07 19:21)
これからも良い旅を・・・
ステキな言葉ですね。
さらっと、さりげなく言えるようになりたいですね♪
by werewolf (2010-06-07 23:31)
to ふかぴょん さん
そうですネ。
穏やかな日に頂上の岩に腰掛けてマグカップを手に海を眺める。
こんなのサイコー。
to werewolf さん
こう言ってもらって、なんだかみょうに嬉しくなっちゃいました。
私もサラリと言えるようにしたいです。
by 山子路爺 (2010-06-08 10:06)