山子路爺のネパールトボトボ旅ー5 [ネパール]
ゴラクシェプ~ロブチェ~ディンボチェ~チクン(4,730m)~アイランドピークベースキャンプ(5,080m)
カラパタールで高度順応をすませ
ディンボチェまで来た道を
アマダブラムを見ながら快適に
標高差1,000m程下る
それでも富士山より高い
空気の薄い所に何日もいるけど
案外大丈夫なものなのだなぁ~
休養日の1日にやる事は
朝寝……洗濯……昼飯……昼寝……ウノ……トランプ……散歩……夕食……就寝
ロッジに夕闇が迫る頃
入り口の壁に寄りかかって
山を眺める
アマダブラムもローツェも赤く輝く
明日はいよいよBCへ向かう
ポーターさん
前がキショール……シャイな感じの君が、だんだん仲間に打ち解けていく様子が嬉しかった
後ろがサントス……小柄だけどガッチリした体型でとても力持ち、そしていつも笑顔
テックは熱発のため急きょ下山……荷物はみんなで分けて持つ……私は持たない、もちろん
細引き一本(あるいは二本かな)で荷物をまとめて背負ってしまう……マジックみたい
目的の場所が近づいた
ローツェ氷河とローツェシャル氷河に挟まれて
氷河上に島のように浮かぶアイランドピーク(ImjaTseー6,189m)
白い台形の奥の高い所がサミット
あの頂稜を歩くと思うとワクワクする
と言っても必ず歩けるとは限らないのだけれど
雨季には大きな池になるらしい平坦地
今は干上がっていて湖底の細かい砂が歩くたびに舞い上がる
喘息持ちの私にはいけない環境だが
そこから見るローツェ(多分……自信なし)は圧巻
登る事は無理だけど、せめてもっと近づきたい……
アイランドピーク に登ればそれができる
アイランドピークBC(5,080m)
テント設営中
私は座り心地のいい石に腰を下ろして見てるだけ
右のモレーンの斜面を登ればImja湖が見えるはずだが……
結構な斜度と高さがあって、おまけにザレ場
結局見ずに帰ってしまったズクナシな私……いえ、明日のための体力温存と言っておこう
当初は5,600m付近にハイキャンプを設けるつもりだった
しかし、睡眠中に高度障害がおきる可能性がある(実際ラメッシュが経験……夜中に下ろしたらしい)と云う事で
明日早朝アタック開始して……といっても真夜中0時……一気にピークに立とうと云うことに
日が沈む前にお休みなさい……ZZzzz
寒い・眠れない・トイレに行きたい……意を決して外に……なんだこのキラキラは……ひょっとしてダイヤモンドダスト(?)かも……カメラ持っていない……あっても撮るのは難しい
浅い眠りのまま起床時間23時……朝飯のアルファ米……不味い……もう少しましなものを食わしてくれ、昨夜の食事も酷かったし……これでいいのか!これで登れるのか!
2018年10月〜11月 ネパール