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青年小屋―遠い…… [八ヶ岳]

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大将 「いらっしゃい!何にしますか?」

客  「とりあえずビール」

大将 「あいよ!おつまみは?」

客  「持ってきたから……エーと、お新香でも。それにしても遠~いネ、タクシー降りてから3時間以上かかったちゃったヨ。」

大将 「大汗かいたでしょう。まぁ、それだけビールが美味いって事ヨ。」

客  「ウップーッ!ほんとに大将の言うとうりだ、こたえられないネ……!もう一本。ところでこんなに飲んじゃうと帰りが嫌になっちゃうよ。」

大将 「大丈夫だよお客さん、奥に布団敷くから泊まって行きなよ。夜は真っ暗で歩けやしないんだから。」

客  「ホンジャそうしますか、そうと決まればもう一本。大将も一杯付き合いなよ。」

大将 「いいんですか~、では一杯だけ、プ~~!。おーいオキャクサンお泊りだヨ~~!」。。。。。。

。。。夢の中での出来事でした。。。


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青年小屋 [八ヶ岳]

青年小屋07.jpg

その名前にも惹かれた。

編笠山を越えて、岩のゴロゴロした道を赤マークをはずさないように下って行くと、小屋の前にたどり着く。

外壁のトタンは見事に錆び、設立50年の歴史を感じさせる。

対応に出たメガネのかわいいスタッフに「Tさんはいらっしゃいますか」と尋ねた。

残念ながら里に下りていて、土曜日には上がってくるだろうということだった。

彼女は常連でもない私の問いかけを不思議に思ったかもしれない。

そう、Tさんは私を知らないし私も同じだ。

だだ私はTさんの書いた文を読んでいて、その内容に惹かれていたのだ。


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北横岳ヒュッテ [八ヶ岳]

北横岳ヒュッテ.jpg

女性は遠慮がちに「スイマセン」と奥に声を掛けたが、小屋番には聞こえなかったようだ。

私は大声で「おやっさ~ん、お客さんだよぉ~!」と怒鳴った。

ピンバッジを買った女性は、こちらにかるく会釈してガラス戸の向こうに消えていった。

そろそろ腰を上げないと、立ち寄り湯の時間に間に合わなくなる。

「また寄りま~す!」

「気をつけてネ」 小屋番に見送られて午後の坂道を下った。


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北横岳ヒュッテ [八ヶ岳]

北横岳ヒュッテ8月5日F3 24mm.jpg c.jpg

「コンニチハ~!」

薪ストーブの前に陣取って珈琲を注文する。

年月を経た柱や羽目板、天井から釣り下がったランプ、窓から見る外の景色、熱い珈琲、そして時折交わす小屋番との会話。

癒されるひと時がここにはある。

冬、雪をかぶったシラビソ林に包まれたこの小屋に泊まってみたいと、今思っている。


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