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山旅トレーニング2 [丹沢/南関東/富士山]

2018df0163.jpg   富士山もあつぅ〜い!

2018df0179.jpg   最後が結構きついんだよなぁ〜

2018df0240.jpg   ここでは夕日も朝日も見えないけど、空の色の変化は美しい(ノイズ多めなのが……)


5時半「富士山に行ってくる」と言い残して家を出た。

今回は気楽な単独行……いつも付き合ってくれる相棒は、足をハチに刺され腫れがひどいのでお留守番。

気楽なのは良いのだが、話し相手がいないのもなんだか物足りない。

というわけで、富士山2日間で会話したiine!な人たちのことを少し……。

☆外国人のお父さん、日本人のお母さん、可愛い2人のお嬢さんのパーティ……お嬢さん達がお父さんと話すときは英語、お母さんとは日本語、夫婦の会話は英語かな……歩く速さは私より早いが、長めの休み時間の為お互い前になったり後になったり……「また会いましたね」みたいな雰囲気が出来上がって……私がピリ辛高菜おにぎりにむせた時やズルリと滑って尻餅ついたときに「おじいさん大丈夫?」と言ってくれたお嬢さん……「おじいさん」にはチョッピリ抵抗があったものの、実際中学生と小学生の彼女達から見れば間違いなくジジイな訳で……もちろん嬉しかったのです……「行けるところまでのつもりだったが、調子が良くて頂上まで行けました。このまま下まで……」と言い残して元気に下って行った素敵な家族にiine!

☆本日の宿・万年雪山荘にザックをデポ(自分のスペースを確保)して剣ヶ峰ピストン……帰ってくると隣のスペースで同年齢と思しき男性が横になっていた……「今一つ調子が出ないので……」と日帰りの予定を変更してここに泊まることにしたらしい……「十分歳だし、無理して誰かに迷惑かけてもいけないし」……どうやら高山病?無理せず行動の打ち切りを決めた彼の勇気にiine!

☆小屋前ベンチで夕食の用意……メニューはアンパン・ジャムパン・レトルトビーフシチュウ・オニオンコンソメスープ……雲のかかった箱根方面を眺めながら食後の紅茶を飲んでいると、隣の夫婦の話し言葉が懐かしい仙台弁……故郷の話やら山の話やら大分長いことおしゃべり……最後に「家内の方が山好きなんだ。俺はそれ程でもないんだが、しょうがないから付き合ってやってるのさ」と嬉しそうに語った旦那さんの笑顔にiine!

☆前をゆく三人組の言葉が気になって……休憩の時に「中国から?」と声をかけると「中国人じゃないよベトナム人だよ」と日本語が帰ってきた……ベトナム語で「コンニチハはなんて言うの?ー「シンチャオ」……「ありがとうは?」ー「タムビエ」……「さようならは?」ー「シンカムオン」(帰ってからウェブで調べました・なかなか覚えられません・間違っているかも)……別れ際、教えてもらったばかりの言葉で「シンカムオン」というと、「それじゃコンニチハは?」と突っ込まれて「えーと」言葉に詰まって、大笑い……ユーモア一杯のベトナム青年にiine!

☆先頭の若い男性は前と後ろにザック、しんがりの女の子は自分のザックと左肩にもう一つ……2人に挟まれて空身で歩く夫婦(?)……親にしては歳かな?かなり疲れている様子……話し言葉がスペイン語に聞こえて……「エスパニア?」って聞いたらお爺ちゃんが「no itaria...fujisan・・・」……何と言ったのか分からなかったが「富士山素晴らしい」と言っていたと勝手に解釈……「チャオ!」と言ったら「ciao!」っと親指をグイッと……祖父母思いの孫たちにiine!


久しぶりに登った2度目の富士山……その日のうちに下ることも出来た思うけど……セカセカ歩くのは性に合わないし(体力が無い事の言い訳)……3400mの空気を思い切り吸い込んでマッタリしたかったし……高山病の症状が少し出ていたようだし……予定通り9合目泊まり。

昏れなずむ富士を堪能……嗚呼気分爽快。


それにしても外国人密度が高い……英語は勿論、通路を挟んだ向かいの区画では中国語・隣の区画ではドイツ語……小屋番の流暢な各国語での説明に感心してしまう私……さすが世界遺産!


さて次回はどこに行こうか……。





              2018年7月 富士宮口から富士山頂










タグ:富士山
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